肉野菜炒め定食

今年の寒波、というか寒さは長く居座りますね・・・

雪の多い地域の皆様方にはお見舞い申し上げます。


当社にも青森県に住民票を置く社員が数人いるので、

恐らくご家族なりご実家なり、心配しちゃいますよね。


さて、2月も20日となってしまいました。

暫くぶりのコラム執筆でございます。


現在、政治の世界においては、

教育の無償化であったり、給食費の無償化であったり、

また、私自身が注目も興味も抱いている年収の壁と社会保障費の崖、等々

これらを綱引きしつつの少数与党である自公政権と野党の駆け引き・・・


果たして、どのような着地点になるんでしょうね。


会社を経営しているからこそ、

社会保障費といわれる、社会保険・厚生年金・雇用保険プラス年齢によっては介護保険


これらの負担額って、その人自身と同額に近い額を会社が負担してます。

この社会保障費は、しれ~っと増え続けてきました。


この制度というか実情を未だに理解できていない、または知らない。

若しくは、そもそも社会保障費の在り様を知らないという方が、

一定数は存在しているのが我らが建設業界であります。


月給40万円くらいの方でしたら、毎月6万円ほどの社会保険料と厚生年金が差し引かれているのですが、

ほぼ同額である6万円ほどを会社も負担してるんです。


月給50万円くらいでしたら、毎月73,000円が差し引かれており、

同額に近い金額を会社が負担してます。


こう捉えると、社会保障費って高額ですよね!


だからこそ、意味不明な論点を持ち出し、自己都合主義の主張により、

手取りが減らないほうがいいでしょ、だから社会保険には入らないね。

といった、社員の将来をあまりにも軽んじて、己の会社負担を逃げた経営者が多いのが建設業であり、従事者であります。


ちょっと、話がずれたので戻しますね。


この6万円を解りやすく例えるならば、個人で6万円貯金して、

会社も社員個人の備えの為に6万円の貯金をしてくれている。

つまり12万円の自分だけの貯金のような制度が社会保障とでも言えば、

ご理解いただけますでしょうか。


社会保険のメリットは3割負担で医療が受けられるのは勿論のこと、

高額医療費といって高度且つ高額の医療を受けた際に年収に応じて減免されて、

少ない額で高額医療を受けられるという制度があったり、

厚生年金は年金における二階建ての二階部分に相当するので将来的に受け取る年金額が多くなったりというように、

個人の将来的利益を会社が負担をしている、という制度は日本ならではですよね。


この会社負担分の社会保障費も政治の上で大きな議論を呼んでいます。

そんなこともあり、現在の国会審議や3党協議など、生活や経営に関わる内容がてんこ盛りの現状は経営者として注視せざるを得ません。


今週が山場といわれている駆け引きは来年度予算が成立するか否かの大きな綱引き、

国民である我々に直結する問題なので、今年夏にある選挙の際にそれぞれの政党や政治家が放った言葉を忘れないでいたいものです。


今回のカバー写真。

これは毎週のようにいわき市と柏市を往復する私にとって、

茨城県の中郷SA下り線にて提供のある 肉野菜炒め定食 です。

12,3年前に初めて食したときから好きになり、今までに何度と食べました。


ですが・・・


初めて食べたときって800円前後の記憶ですが、

今月券売機に言ったら驚きましたっ!!


1,050円になってました。

ジワリと上がり続けて、この価格。


てことは、年末あたりには1,200円くらいになっちゃうのでしょうか 泣

でも、好きな味だから食べちゃうんだろうな。。


日本人もインフレの社会に慣れていかねばなりません!


今回も拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。

また、次回に!


株式会社 大栄機工