秋から冬へ

9月末に本決算を迎え、現在11月中旬となり、諸々の最終局面に入ってきました。

世の中は秋から冬へと移行しつつあり、今年は全国的に紅葉も遅い見頃らしいです。


世の中がお金のことでザワザワしてます。

僕は個人的には割かしワクワクしてます。


103万円の壁、106万円の壁、130万円の壁と、

わかる人にはわかる話ですし、解らない人になんの事?くらいで興味すら沸かないお話かもしれません。


103万円の壁、つまりは控除額が増えるのかどうか。

106万円と130万円の壁については、自分が属する会社の規模との連動で社会保険料を負担しなければならないのかどうなのか・・・


扶養から外れるのか、とか、場合によっては家族全体での収入が増えるのか又は減るのか、

もう様々な内容や憶測が入り乱れてメディアも取り上げてますね。


私個人も103万円の壁が取っ払われ控除額が引き上げられれば、単純に手取り額は増えます。

そりゃ、嬉しいですよ。

自分が何も成し得なくとも給与額、つまりは手取りが増えるのは大賛成です。


また、106万円の壁が見直されれば、場合によっては会社としての社員に対しての社会保険料の半分負担が生じてきます。

負担が生じるのは個人も会社もですが、個人にフォーカスすれば将来の年金受給額が増えるのですから悪い話ではありませんよね。


何が良くて、何が良くないのか。。。???


全ての方にとって良いお話なんてのはこの世にそもそも存在しません。

政治がどこにターゲットを絞るか、誰にとって耳障りが良いのか悪いのか・・・


当社は創業から40年を超える中小零細企業でありますが、

社員は既に全員に社会保険・厚生年金・雇用保険に加え、

年齢によっては介護保険にも加入しており、当たり前のことを当たり前に遂行してきましたが、

世の中は意外にそうでもなかったりするんですよね・・・


社会保険料の半分負担を逃れている会社なんて、この建設業界には沢山存在しています。

一体、社員のことをどう考えているんでしょう?

いや、なぁんも考えてなどおらず、経営陣は自分たちの取り分の事ばかり考えているんでしょうね。


私が今この段階で願い想うことは、当社で働いてくれている一人一人の手取りが増えるという政策であって欲しいという事。

これに加えて、当社の方針も社員の手取り額を増やすという命題から逃げずに今まで以上にしっかり元請企業さんと交渉なり、取引を五分五分で行うという事につきます。


今期も忙しい日々が続きそうです、有り難い事に。


株式会社 大栄機工

間もなく還暦を迎える筆者 より