会社あれこれ part2

このHPを立ち上げてから、初の2連ちゃん投稿です。

花火に続き、写真はお祭りイメージにしてみました。


先日のコラムにおいては、

経費が掛かるからという理由で社会保障に入らない経営者、

手取り給与が減るという理由で社会保障に入らない従業員、

という、「本末転倒のあってはならない内容なのに、多くある実情」にも触れてみました。


以前、このコラムにおいて、

建設業におけるピンハネの現状を、

「上前をはねる」という言い方にやんわりとカモフラして書いてところ、

グーグルの検索において上位に表示されるという反響の高さに驚かされたものです。


建設業に従事しているとピンハネという文言に半ば慣れてしまい、良し悪しすら分別つかない実情があるかもしれませんね。


労働基準法の第6条で禁止されている「中間搾取の排除」とは、

簡単に言うならば、ピンハネはダメです、認めません、という事です。


ここからは前回、伏線をはっておいた派遣業・斡旋業に関連してのピンハネも絡めた事象を記していきましょう。


人材派遣業も職業斡旋業も簡単に言えば、免許制というか認可制になります。どの企業も誰も、届出無しにやっていたら違法です。

私自身も3年に一度の割合で派遣業の免許の更新を行っています。


しかし、

そもそもなんですが、

建設業においては人材派遣も職業紹介も法律で禁止されています。


だからなのか、、、グレーな事、又は限りなくクロに近い事をやっている人物なり会社なりがかなりの数、私共の建設業で存在しているのは事実です。

バレなきゃいい、ってレベルの話ではありません。ダメなものはダメなんです。

あぶく銭どころかそのピンハネしたお金で食べたり遊んだりってどう思われますか?

ましてや、本来は自分がもらえる給与というかお金の一部な訳です。


労基署に事実を伝え、調査し認められれば、ピンハネした側にペナルティが課せられます。

ペナルティだけならばまだしも、最近はSNS等も発達している世の中ですから、社会的制裁を大いに受けるかもしれません。


具体例は以前のコラムでも書きましたので、今回は割愛します。

大切な事は価値観というのは人によって違いがありますが、法に抵触する行為はいけないですよ、という事と、

従業員本人の現在と未来、またその家族に対しての気遣いや思い遣り、これらを踏まえた会社に所属するかどうかではないでしょうか?


貴方が勤めている会社は、

雇用保険にちゃんと加入してくれていますか?

半年以上勤務したら有給を年5日以上取れてますか?

昇給や手当の増額は勤続してから複数回ありましたか?

建設業の免許を幾つか持っていますか?更新してますか?

就業規則がきちんと存在し何年まで働くことが出来ますか?


今回はこのあたりで失礼いたします。

お盆休み目前です、ご自愛なさって下さい。

ご安全に!


株式会社 大栄機工